ハイブリッドアプリとは、HTML5、CSS、JavaScript等のWeb技術を使って開発されたアプリの事です。
Android、iOSに標準組み込まれているアプリ内でWebページを表示する機能(Webview)を使って動作させます。
ネイティブアプリ···あるプラットフォーム(Windows、Mac、iOS、Android等)において、そのプラットフォーム上で直接動作するアプリの事。
Webアプリ···ブラウザ(IE、Chorome、FireFox)上で動作するアプリの事。
今回はモバイルアプリの開発を手掛けるVMTで開発マネージャーをしている山下が、ハイブリッドアプリ開発を本格的に採用した理由と、開発者の立場からから見たメリットとデメリットを解説します。
プラットフォーム毎に人員をアサインする必要がないので、トータルの工期、工数を短縮できる。
ネイティブアプリは各プラットフォームで開発環境、言語を選定する必要があるが、ハイブリッドアプリはどちらも1つで開発できる。
Webベースで開発できるので、Webデザイン要素でUIが構築できる。
HTMLコーディング→実装がシームレスに行えるのは工数的にもメリットがある。
全てではないが、JavaScriptで実現出来れば動作するので、JavaScriptの色々なライブラリを動作させることが出来る。
Web技術で開発できるので、ブラウザ上で動作するWebアプリの機能が流用できます。
もちろん流用できるのはHTML5、CSS、JavaScriptの部分に限ります。
Web技術で開発できるので、様々WebAPIとの連携がシームレスに行えます。HTTPリクエスト、JSONコード、XMLのレスポンスデータのやり取りがWebアプリと同様の手順で行えます。
WebView上で動作するので、WebViewの仕様に依存します。
OS特有の機能とデバイス機能を使用する事は出来ません。(ここではあえてデメリットとして記載)
動作が遅い(っと言う事を常に言われる)
スマートフォンのスペックも上がっているので、作り方の問題もあるしネイティブだから早いと言うわけではない。
その部分がハイブリッドアプリを作る上でリスクになることはない。
良さがユーザーに伝わりにくい。
そもそもハイブリッドアプリってなに?ネイティブアプリとの違いは?わざわざハイブリッドアプリにするの?とか常に説明は必要。
Monacaとは日本で最も普及しているハイブリッドアプリをクラウド上で開発できる開発環境です。
面倒な環境構築は必要なく、手間なく開発が開始できます。またブラウザ上で開発出来るので、WindowsでもiOSアプリが開発及びストア申請が可能です。
コーディングしたソースコードはMonacaデバッガーを使って即時にモバイル端末上に反映、すぐに実機で動作確認が出来ます。
世界中で開発・公開されているCordovaプラグインを利用できるため、OS特有の機能やデバイス連携を実現できます。
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