実はiPhoneでリアルな3Dモデルが作れるって知ってました??
フォトグラメトリという技術を使えば意外と誰でも作れてしまうのです!!
皆さんこんにちは、xRシステムを20年以上やりながら
世界中で30万人が利用するアプリ開発クラウド「Monaca」でソムリエの称号を2年連続で頂きました、山下です。
3Dスキャンと聞くと、すごく大掛かりな装置や器具でやるイメージがありますよね?
コスト面含めて、とてもじゃないけど個人でやるようなことではないと思っている人は多いと思います。
今日はiPhoneを使えば、大掛かりなことをしなくても3Dスキャンして3Dモデルを作る方法を解説いたします。
VMTの開発するメタバースプラットフォーム「VMVerse」はこちら
フォトグラメトリとは簡単に言うと写真で測量をするというもので、写真測量法と言います。
複数枚の写真から3D形状を生成するものなんです。
最近になって注目されてきましたが、実は前から地形図、建築、工学、製造、品質管理、警察の捜査、地質学等で活用されている技術なんです。
起源は19世紀とか。驚きです。
小難しく言うと
デジタルカメラやスマートフォンで撮影した多面的な複数枚のデジタル写真をコンピュータで画像解析し、
3次元コンピュータグラフィックスの情報を得るプロセスの事を言います。
実はやり方は2通りあります。
因みに写真を複数枚撮影して3Dデータ化する方法はAndroidでも可能です。
今回は比較的簡単に誰でもできるという観点でLiDARセンサーを使った方法についてご説明します。
また、わからない用語が出てきましたね。
これはLiDAR(ライダー)って読みます。
簡単に言うと、光を物体に当てて、その対象までの距離を算出する技術を使ったセンターだと思ってください。
現時点でLiDARを搭載したiPhone(iPad)は下記になります。
■iPhone 13 Pro Max
■iPhone 13 Pro
■iPhone 12 Pro Max
■iPhone 12 Pro
■iPad Pro 12.9 インチ (第5世代)
■iPad Pro 11 インチ (第3世代)
■iPad Pro 12.9 インチ (第4世代)
■iPad Pro 11 インチ (第2世代)
実際に3Dスキャンするにはアプリを使います。
Polycam – LiDAR 3D スキャナー
https://apple.co/3OzSqZH
Metascan – 3D Scanner
https://apple.co/3xO9FQ7
Trnio 3D Scanner
※有料(610円)
https://apple.co/3xTWr4C
単純にiPhoneやiPadをスキャンしたい物体に当てていくという感じです。
こちらに実際にスキャンした内容があるのですが、かなりリアルに仕上がっています。
スキャンした3Dデータは汎用データに出力できます。
アプリによって異なりますが、GLTF、FBX、OBJ、USDZ等に出力できます。
どのような用途で使えるか?というとARだったりVRや様々な3Dシステムで利用することが出来ます。
※もちろん開発は必要です。
質感を意識したデータを作成するのであればスキャンしたデータを3DCGツールを使って再編集すれば、より良いデータが作れます。
動画等でご紹介しましたが、かなりリアルなモデルが作れるので、
3Dデータ作成コストが削減にも繋がりますね。
弊社でも先日出展したJapanITWeekのブースを実際に3Dスキャンした3Dモデルをメタバース環境にアップロードしてみました。
メタバース空間上でも使えるようになるので、可能性が広がります。
このように様々な手法で作成した3Dデータを
・有効に活用したい。
・システムを開発したい。
・開発したいがノウハウがない。
そんなニーズに弊社がお答えします。
ゲームエンジン(UnrealEngine、Unity)を使ったビジュアライゼーションシステム。
モバイルアプリ、Webシステム、メタバースシステムにてご活用できるようご提案させていただきます。
是非こちらまでお問合せ下さい。
当社で開発している3D・VR・ARアプリケーションの開発エンジニアを募集中です。
詳しい求人内容はバルテスグループ採用サイトをご覧ください。
画像をクリックいただきますと詳しい求人内容をご覧いただけます。
是非フォローや「いいね!」をお願いいたします!
公式アカウントはこちら