先日、幕張メッセで行われましたXR総合展のレポートです。
その中でも拘りがあって、気になるサービスをご紹介いたします。
皆さんこんにちは、
xRシステムを20年以上やりながら世界中で30万人が利用するアプリ開発
クラウド「Monaca」でソムリエの称号を2年連続で頂きました。山下です。
2022年10月26日(水)~2022年10月28日(金)に行われた
XR総合展に見学に行ってきました。
目的はもちろん、最新のXR技術や
メタバースサービスの動向を観に行くためです。
興味ありますよね??
幾つか観て周ってきたのですが、その中でも私が厳選した
3つのサービスを紹介したいと思います。
株式会社Psychic VR Lab社のサービスで現実世界の中にVR/ARを融合させた、
メタバースプラットフォームサービスです。
メタバースというと、仮想空間のイメージが強いですし、
ARは拡張現実というもので、
現実世界に仮想なものを置くというイメージが強いと思います。
つまり、今まではARはAR、VRはVRと別々で考えられていたのですが、
このサービスはその現実と仮想空間を上手く掛け合わせて新たな体験を
生んでいるサービスだと思います。
特に体験というところにフォーカスを当てれば、
ARグラスやVRゴーグルを使えば没入感が生まれるので、
その価値がわかるのではないでしょうか?
事例を色々確認しましたが、現実世界に色々な情報を付加させて
より情報を見える化する。アートとの融合で現実世界や
仮想空間にアートを表現したりと、色々な用途に利用される可能性を
秘めたサービスだなと感じました。
データ作成もブラウザ上で作成可能なので、
オーサリングのしやすさも良いと思いますね。
対応デバイスはVRゴーグル、Webブラウザ、スマートフォン(アプリ)にて体験可能です。
SoVeC株式会社のBtoB向けのその名の通り、
ショールームを作成するためのプラットフォームサービスです。
あらかじめテンプレートが用意されており、
コンテンツを入れ替えるだけでショールームが作成できます。
色々な商談の場として、展示会、ショールームなどに利用できたり
プライベートな開催として、社内の製品発表会やデモ等にも使うことが
出来るサービスです。
販促としての機能も備わっており、メタバースというだけでなく
商談ツールとしてもオールインワンタイプのサービスだと言えます。
あと、ハイクオリティな3Dを見せれるところも魅力的ですね。
アプリやインストール不要でWebブラウザで見れる為、利用者の
ハードルも下げられるのが良いと思いました。
要望はいくつかあったようですが、
拘りはアバターをあえて使わないというところですかね。
メタバースとアバターはセットみたいなイメージですが、
このサービスの目的を考えると
この機能はあえて作る必要はないということも納得できました。
最後に株式会社GLD-LABが提供するリモートVRサービスです。
住宅3DやVRはインテリアのイメージが強いですが、こちらは外構シミュレーション、
つまりエクステリアの提案をリモート機能を使ってVRで提案するサービスです。
通常、プランナーはクライアントさんに向けて、
3Dの提案内容を画像か3Dデータ、VR等で見せることが多いと思いますが、
こちらのサービスの特徴としてはリモート環境を使って、
クライアントに向けて直接3D上でシミュレーションするサービスです。
リモート環境の中で同じ3D空間を最大5人までが共有できるため、
Webブラウザ上で簡単に体験したり、VRデバイスでより没入感のある体験をしながら、
実際のエクステリア、ガーデニング提案を受けることができます。
同じ空間を供給することによって、実際に内覧を行いながら提案できるため、
訴求力の高い提案が出来るのが特徴ですね。
もう一つ拘りとしては植物のデータを日本に実際にある植栽データに拘っているようです。
それには納得でした。
よくある3DCGツールやフリーの植栽データはあるのですが、いずれも海外の植物なので、
日本における景色や建物にはどうしても違和感が出てしまうのが課題でした。
たかが植栽ですが、実際に日本にある植物とそうでないのでは景観が変わり
実際の見え方も変わりますので、その部分のリアリティの拘りはあってもの良いかなと思いました。
https://gld-lab.co.jp/service/remote_sim/
ということで、XR総合展で気になるサービスをご紹介させていただきました。
色々なメタバースのサービスが出てきましたが、どのサービスも特徴や
拘りがあって面白い内容でした。
このように様々は可能性があるメタバースやゲームエンジンで
・xR技術を使ってみたい
・開発したいがノウハウがない
そんなニーズに当社がお答えします。
ゲームエンジン(UnrealEngine、Unity)を使ったビジュアライゼーションシステム。
VR技術を使った体験没入型システム。デバイスを選ばない、メタバースシステムにて
活用できるようにご提案させていただきます。
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